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読書チャレンジ:本当にたどり着ける冊数の選び方

· 4分で読めます

1年の読書目標に向かって、段ごとに本で埋まっていく本棚

読書チャレンジとは、決めた期間、たいていは1年で読む本の冊数をめざすものです。役に立つのは、約束する前に1日のページ数に直すことです。1年に24冊なら1日約25ページで、その数字が自分の暮らしに合っているかがすぐにわかります。

目次

1年に何冊が現実的?

キリのいい数字を選ぶのではなく、1日のページ数から出しましょう。欲ばりすぎた読書目標は、キリのいい数字から生まれるからです。

ふつうの小説は約300ページです。読みやすい文章なら、たいていの人は1分に1ページほど読みます。つまり月に1冊なら1日約10ページ、月に2冊なら20〜25ページです。

それを、実際にある時間と比べてみましょう。25ページなら、寝る前の25分で無理なく読めます。1日100ページはパートタイムの仕事で、だから100冊チャレンジはたいてい3月に終わるのです。これは目標の細分化を読書にあてはめたものです。

冊数とページ数、どちらを数える?

公平にしたいならページ数を、達成感がほしいなら冊数を数えましょう。

冊数は自然な単位ですが、悪い物差しです。900ページの長編も120ページの中編も同じ1冊なので、締め切りが近づくと、いつのまにか短い本に引っぱられます。

ページ数は正直な単位です。たまたま1冊読み終えた2週間に1回ではなく、毎日進み具合を記録でき、毎日の記録こそが記録を正確に保ちます。

現実的な答えは、めざす数は冊数で決めて、進み具合はページ数で記録することです。人は読書を冊数で考えるからです。それは量の目標で、飛び飛びではなく、なめらかに埋まっていきます。それが記録がいちばんうまくいく形です。

読書チャレンジの記録のしかた

ページ数を毎日記録し、合計を週に一度見て、冊数のことはなりゆきにまかせましょう。

  1. めざす数を、数字と日付で決める

    12月31日までに24冊。そして直します。約7,200ページ、1日約20ページです。

  2. 読んだ日にページ数を記録する

    1か月分の読書を思い出して組み立てると、実際には一度もなかったなめらかな線ができあがります。

  3. 読書をすでにあるきっかけにくっつける

    夕食のあと、ソファで。寝る前、スマホは別の部屋に。その時間を前もって決めるのが、ここでいちばん証拠のある方法です。if-thenプランニングをご覧ください。

  4. ペースではなく、合計を確かめる

    ゆっくりな2週間は、1日ごとに見ると失敗に見え、1年の合計と比べると小さなくぼみに見えます。正しいのは片方だけです。

楽しめない本はどうする?

やめましょう。嫌いな本を読み終えさせる読書チャレンジは、本を読むのをやめさせるチャレンジです。

これが、読書の目標が逆効果になる、よくあるパターンです。めざす数が、短くて、簡単で、すぐ読める本を選ばせるようになり、読むことそのものが目的でなくなってしまいます。

防ぐ方法は2つです。読み終えた冊数ではなく読んだページ数を数えれば、90ページでやめた本も90ページ分カウントされます。そして、やめてもいい冊数を前もって決めておけば、本をやめるのは失敗ではなく、ルールになります。

オーディオブックはカウントする?

それはあなたが決めるルールで、まちがった答えはひとつだけ、途中で決めることです。

たくさん読む人の多くは、カウントしています。目標の目的は、たいていある決まった行動をすることではなく、本と過ごす時間を増やすことだからです。

カウントするなら、推測ではなく時間でページ数に直しましょう。日本語なら、朗読はおよそ1分に300字、文庫本は1ページに600字ほどなので、1時間聞くのはざっと30ページ分です。最初にルールを書いておきましょう。

よくある質問

1年に何冊をめざせばいいですか?
1日のページ数から逆算しましょう。1年に12冊なら1日約10ページ、24冊なら約20〜25ページで、たいていの人は寝る前に読めます。毎日の形を実際にやれる数を選びましょう。
冊数とページ数、どちらを数えればいいですか?
めざす数は、人が読書をそう考えるので冊数で。記録は、本の長さに関係なく公平で、毎日何かを記録できるので、ページ数で。
読書チャレンジに、オーディオブックはカウントされますか?
始める前に、あなたが決めることです。カウントするなら、聞いた時間を1時間あたり約30ページとしてページ数に直すと、単位をそろえられます。
本を途中でやめてもいいですか?
いいです。ルールに組みこんでおくと、目標を守れます。読み終えた冊数ではなくページ数を数えれば、やめた本も読んだ分はカウントされ、嫌いな本を読み終えなければというプレッシャーがなくなります。

出典

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