アカウンタビリティパートナー:広まった数字ではなく、本当の数字
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人に報告することは役に立ちますが、目にする数字のほとんどは作り話です。「相手がいると達成率が65%になる」という話には、確かめられる出典がありません。267人を対象にした本物の研究では、目標を書き、行動を約束し、毎週進み具合を報告した人の成功率は76%で、考えるだけの人は43%でした。
くり返すべきではない数字
このテーマを支配している数字が2つあり、どちらもたどれる出典がありません。
「ほかの人に約束すると、目標を達成する見こみが65%になる」という話は、アメリカ人材開発協会(ASTD)のものとされていますが、それを支える査読済みの論文はありません。「決まった報告の約束があると成功率が95%になる」という関連の話も同じです。広く引用されていますが、その裏に発表された研究はありません。
これが大事なのは、どちらの数字も、何かを売るために使われているからです。報告し合うことをすすめるのに作り話の数字が必要なら、本当の証拠がどんなものかを問う価値があります。
本当の研究がわかったこと
もっと小さく、もっと正直な効果で、もっと具体的なものです。
ゲイル・マシューズは、いくつかのグループに分かれた267人を調べました。目標を書き出し、行動を約束し、毎週進み具合を友だちに報告した人の成功率は76%で、目標について考えるだけの人は43%でした。
うまくいった条件が実際に何だったかに注意してください。ただ相手がいることではありませんでした。目標を書くこと、具体的な行動を約束すること、そして決まった予定で進み具合を報告することです。効いているのは、友情ではなく報告です。
それは、結果を報告したり公開したりしたときに進み具合の記録の効果が大きくなった、記録についての広い研究とも一致します。
うまくいく始め方
友だちに計画を話すだけでなく、研究の条件をまねしましょう。
目標を、数字と日付つきで書く
あいまいな目標は報告できないので、取り決めはいつのまにか消えていきます。
成果ではなく、具体的な行動を約束する
「毎日25分」は報告できます。「体を鍛える」はできません。
決まった曜日に、書いて報告を送る
毎週、同じ曜日に。決まった報告こそが、研究で実際に試されたしくみです。
気分ではなく、数字を報告する
「7日のうち5日」。「うまくいっていない」ではなく。数字は、まとめにはない正直さを持っています。
悪い週も報告すると決めておく
いい週だけを報告する関係は、最初の悪い週で終わってしまいます。
相手がいても解決しないとき
問題が目標そのものにないときです。
報告し合うことが効くのは、やりとげることについてです。そもそも数えられない目標、大きすぎる毎日の形、競い合う5つの目標には、何もしてくれません。うまくつくられていない目標に相手を足しても、直るのではなく、失敗の証人ができるだけです。
一緒に暮らす相手とやる場合には、それならではのルールがあり、カップルのチャレンジで扱っています。人間関係の面でうまくいかなくなることもあります。いつも片方が先を行っていると、静かな批判に変わりがちです。だから、比べるのではなく、自分の数字を報告する形のほうが安全です。
相手がいなくても、報告のしくみはひとりで働きます。書いた記録を使った週次の振り返りで、効果のほとんどは得られます。
よくある質問
- 報告し合う相手がいると、本当に成功の見こみが65%上がりますか?
- その数字にも、関連する95%という話にも、確かめられる出典がありません。どちらも、発表された研究のない研修団体のものとされています。宣伝の数字として扱いましょう。
- 実際の研究は何と言っていますか?
- 267人を対象にした研究では、目標を書き、具体的な行動を約束し、毎週書いて進み具合を報告した人の成功率は76%で、目標について考えるだけの人は43%でした。
- 報告し合う関係をうまくいかせるものは?
- 友情ではなく、決まった書いての報告です。目標を数字と日付で書き、具体的な行動を約束し、悪い週も含めて、毎週決まった曜日に本当の数字を送りましょう。
- 相手がいなくても効果は得られますか?
- ほとんどは得られます。しくみは、書いた記録に対して、決まった予定で進み具合を報告することです。ひとりでの週次の振り返りでもその大半は得られますが、研究によれば、誰かに報告するとさらに後押しになります。